「あのぉ………」 「…」 「あの…起きてください…」 ツンツン あたしはその男の子をつついた。 すると… 「……んん…」 ゴロン 男の子は何か言いながら寝返りをうった。 その瞬間あたしは息を飲んだ。 「…………キレイ…」 本当にキレイだった。 かっこいいを通り越していたんだ。 知らず知らずのうちにあたしはずっと顔を眺めていた………ら