「バカじゃねぇし。それに俺は感謝されなきゃいけないんだぞ?口にしそうなのを、我慢して、頬にしてやったんだから」



「そーゆう問題?!」


「当たり前じゃん。てゆうかさぁ、お前いつまで“りっちゃん”って呼ぶ訳??」





へ?

「りっちゃんはりっちゃんだよ?」


「だーかーらー!!名前で呼べよ。俺だってちゃんと千歳って呼んでるんだから。」




無理無理無理無理!!!!


恥ずかしくて死んじゃうよ?!まるで蚊のようにプチッと死んじゃうよ!!!!



「千歳?心の声漏れてる。」



「漏れてましたか。」



「おう。…………じゃなくて、ほら言ってみ?龍って。」