放課後


有加と和華と3人で教室を出たとき。


「あっ!晃平。」


和華が晃平を見て叫んだ。



晃平は客に囲まれててすごく不機嫌。




「本当客に冷たくなったよねぇ。」



和華と有加はクスクス笑っている。



ファンの子に優しくするよりはいいけど‥。



やっぱりファンはファンだよね。



どんな晃平でも好きなんだ。




すると、私の目の前に誰かが立った。



私は俯いていた顔を上げた。



「っ‥!」


「丗那借りるわ。」



晃平は有加と和華にそう言って私の腕を引いた。



「えっ!?」



私は状況がわからず、和華たちの方を見た。



和華たちは笑って手を振ってるだけ。



漸く頭が働いたときには学園の外にいた。






「晃平??」


「ん?」


「どこ行くの?」


すると晃平は立ち止まり、私を見下ろした。