「丗那のマジ顔も写メっといたから。」


「へっ!?嘘!?」


「ほら。」


そう言って携帯を見せてくれた。



「ちょっ!!消してよ!!」



「いいじゃん。これうまく撮れてない?」



「ダメ、消して!」


美月は携帯を見て微笑む。



私は美月から携帯を取ろうと手を伸ばすが、美月はひょいっと携帯を空に掲げた。




「絶対いい画だって。」


「よくないよくない!!」


美月は明らかに私をからかっている。



でも身長の高い美月。


私が手を伸ばしても携帯に届かない。



そのとき私は躓いてこけそうになった。



「わっ!」


「っ!」


でも美月が私を支えてくれて、転ばずには済んだ。



傍から見たら抱き合ってる状態。



私は慌てて離れようとしたけど…。



美月は私を抱きしめた。



「っ‥美月っ‥?」



「丗那、俺と付き合って。」



「えっ‥!!」



私は美月を見上げた。



美月は真剣な顔で私を見下ろしていた。