私たちは一斉に入り口を見た。


「晃平様っ‥!」


女子3人がヤバっていう顔をする。



「俺のツレに文句あんなら俺に言えよ。」



「「「っ‥。」」」



晃平はドアにもたれ、クスッと笑った。



「近づいてほしくねぇのお前らなんだけど?」



片方の口角を上げた晃平はいつもの晃平じゃない。



かっこいいんだけど、怖い。




「ひどいっ…晃平様っ。」



「はぁ?お前らが俺のツレのことどうこう言う権限はないだろ。」



「「「っ…。」」」



女子3人は泣きながら教室を出て行った。




「晃平様も冷たくなったなぁ。入学したときの愛想はどこ行ったんだか。」




晃平の後ろから顔を出したのは美月で。



「うっせぇよ。」



晃平はフッと笑って帰って行く。



美月は晃平の後を追った。




「「「…。」」」



私たち3人は呆気にとられていた。