「もーらい。」


私がよそ見していると、美月が私のお弁当から唐揚げを取った。


「あぁああ!!それわざと残しておいたのに!!」



「ん。うまい。」



美月のバカぁ…。



私は美月を睨んだ。



「丗那、睨んでも怖くない。むしろ可愛い。」



そう言ってニコッとする美月。



「っ///」



「照れてんじゃねぇよ。」



そう言って晃平が私のお弁当からウインナーを取った。



「あぁああ!!晃平まで!!」



「ん。うまい。」



うぅ‥。私のウインナーまで…。



「ははっ!本当丗那はからかいがいがある。」



美月がそう言うとみんな笑った。




そのとき、美奈が席を立った。



「美奈?」


「ちょっとお手洗い。」


そう言って美奈は教室を出て行った。




視線をみんなに戻すと、クスクス笑っている。




「ん?」




「丗那、午後からお腹鳴らさないように頑張って。」


紗代は笑いを堪えて言った。