3人で川へ歩く。


「丗那転倒しないようにね。」


「…はい。」


「大丈夫よ丗那。浅いから。」



紗代‥フォローになってない。



濡れたくないんだって。












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――――――――‥


「つめた‥。」



結局転倒した私。



「ぷくくくく‥。」


紗代は笑いを堪えてるつもりだろうけど、思いっきり聞こえている。



「さぁよぉ‥。」


「はいはい。一回戻ろう。」


「ん。」



美奈は担任に手伝いを頼まれ、今は紗代と二人なのだ。



そして二人でホテルに向かった。



部屋に入り、とりあえず軽くシャワーを浴びた。




バスからでると、紗代がジャージを洗って干してくれていた。



「ありがとう紗代。」


「いいよ。」