「おっ俺を殴るのかっ‥?」


「フッ。バッカじゃねぇの。」


「っ…。」



「殴って済むほど俺の怒りは小さくないんでね。」



今井くんは目を泳がせた。



「ここからは警察の仕事だろ。」


「えっ!!」



春真が私の方を振り返った。



私はドアを開けた。




すると警察が10人ほどいた。



「じゃ、俺らはこれで。」



春真がニコッと笑って歩き出す。



「まっ待って!!」


今井くんが春真に向かって叫ぶ。


「ごっごめんなさいっ‥。」



「とことんバカだな。謝るべき人間は他にいる。」



そして私と春真はその場を後にした。




下に降りるとみんなが待っていた。



「お疲れ。」


純が春真の肩に腕を乗せた。



「あいつマジでバカだわ。」



ボソッと言って、春真は歩き出した。