「内緒。」



「…。」



和華は情報通だなぁ…。



本人に聞いたわけじゃないんだね。笑



「でもそれはプロフィールでしょ?中身を知らなきゃ中身を。」



紗代…負けず嫌い発揮。




「だから今日チャンスなんじゃない。」



和華と紗代は互いに睨みあっている。



「この二人はほっときましょ。」



「「賛成。」」



美奈はクスッと笑った。




宿泊するホテルに到着し、私たちはバスを降りた。







一度それぞれの部屋へ行く。



和華と有加が一つの部屋。その隣に私と紗代と美奈の部屋。



中に入ると意外とキレイで。



「思ってたよりキレイなとこじゃん。」



「だね。」



「二人ともロビー行くよ。」



「「はぁい。」」



美奈は本当にしっかり者だ。



私たちはロビーに降りた。