そのとき私は時計が目に入った。



ん?



「あぁああああああああ!!!!!!」



私は叫んでいた。



みんなが私を見る。


「どうしたんだよ丗那。」


「純!」


「ん?」


「誕生日おめでとう!!」


「「あっ!!おめでとう!!」」


「「「おめでとう!!!」」」


みんながつられるように言った。


「フッ。何その過ぎてました感満載の言い方。」


もう15分も過ぎている。



本当はみんなでカウントダウンする予定だったのに‥。


写真に夢中になりすぎた。




「ありがとな。」




純はとても嬉しそうに言った。




そして私たちはオールした。