「あ~暑~い。」


和華が先頭きって歩く。


「お前何で手ぶらなんだよ。」


春真が和華を見て言った。


「持ってるよ。バッグ。」


「お前なぁ。一つくらい持て。」


「私か弱いから無理!」


「はぁ!?このメンバーで一番の力持ちがよく言うよ。」


「春真今何つった!?」


「だから、お前が一番力持ちだっつの。」


すると和華が春真をポカポカと叩く。


「いってぇ!そんな力あるなら持て!」


「ヤダ!」


「マジむかつく。」




そんな二人のやり取りを見て私たちは笑った。




「あいつらおもろすぎ。」


「漫才だな。」


「いいコンビじゃん。」


「フッ。」


「「「「「「「ははははははっ!」」」」」」」






みんなでワイワイとはしゃぎながら家に帰った。