「誰のせいだよ。」


「そうそう。それに450万もすんのかよ、これ。」


「する。送料付きで。」


「「「…。」」」



俺はアイスコーヒーを静かに飲んだ。



にしても、もう5時間だぞ?



いい加減いいだろ…。



「マジで長い。」


「どんだけ買ってんだよ。」


みんなが文句言い出した時、俺の携帯が鳴った。



「もし。」


「晃平、終わったよー。」


「ん。どこいんの?」


「食品売り場の近くの入り口。」


「了解。」


パタンと携帯を閉じ、みんなに目で合図した。



俺は背伸びをして立ち上がった。








長かったぁ…。