ご飯を食べ終え、私は食器を洗おうと、腕まくりした。


「丗那座ってろ。俺やるから。」



そう言って晃平は私を引っ張った。



「え、いいよ。」


晃平は私を見て微笑んだ。


「…じゃあ、お言葉に甘えて。」


「ん。」



晃平は沢山の食器を手際よく洗っていく。



私は隣でじっと見ていた。



「座ってりゃいいのに。」


「いいの。」


晃平のそばにいたいんだもん。



「フッ。ま、いいけど。」



男の人の腕って好きだなぁ。



晃平の腕を見てそんなことを思っていた。



「寮生活ってこんな感じかな?」


「かもな。」


私たちは顔を合わせて笑った。





「丗那ージュースなくなったぁ。」


そう言って和華が1リットルの紙パックを持ってきた。



「えっ!もうないの!?」


「こんだけ人数いたらすぐだよ。」