そのとき、噂をすれば‥お母さんが帰ってきた。



「ただいま。」


「「お帰り。」」


お母さんは買い物袋から食材を取り出し、冷蔵庫に入れていく。



「お母さん海外行くの?」


「えぇ、お父さんの出張についてくだけよ。」


「あぁ―‥。」


「不倫されたらいけないでしょ?ボンキュッボンの金髪の美女と。」


「「…。」」


お母さんは鼻歌を歌い始めた。



「お母さん、ボンキュッボンは古いって‥。」


お姉ちゃんは呆れてる。


「そうなの?今の若い子は何、ボンキュッキュッ?」


「「…。」」



母よ、大丈夫かあなたは…。



「あ、そうそう、丗那、晃平くんに泊まりにくるように言っておいたから。さっき丁度スーパーで会ったのー♪」


「…。」


この人大丈夫?


「って‥えぇえええええ!?」


「丗那反応遅。」


お姉ちゃんはボソッと呟いて出て行った。



晃平が泊まりに来る!?



それって///


「1ヵ月も一緒にいられていいじゃない。私も晃平くんといたいけど、お父さんがねぇ…。」



お母さん…。