教室に入ると、みんな来ていた。



俺は席につき、頬杖をついて丗那を見た。



あいつはいつものあいつに戻っていた。




朝のアレは何だったんだ?



そのとき。



「晃平様ぁ!」


きた。客。



「…。」


「晃平様今日の放課後暇ですか?」


この女初めて見る顔だな。



「暇じゃない。」


暇だけど。丗那は和華と帰るし。



「えー!そんなこと言わないでくださーい。」


女は俺の腕を引いた。



うっぜぇ…。



「晃平様、今日の放課後教室にいてくださいね?」


「…。」


「ね?」


俺の顔を覗き込む女。


「気が向いたらな。」


「じゃあ気が向いてください。」


「…。」



この客うざ。