ってストーカーと変わんないか。



しばらくすると、二人は私を挟むようにしてベンチに座った。




「疲れた。」



二人ははぁはぁと息を切らしている。




「すごいね。いつもやってるの?」



「ん。暇さえあればね。」



美月がニコッと笑いながら言った。




見惚れちゃったよ。




私は心臓が張り裂けそうなくらいドキドキしていた。




「じゃあ、帰るか。」



え?もう帰っちゃうの??



「丗那、送るよ。」



「えっ!いいよ!」



「大分暗くなってきたし。送る。」




二人は立ち上がり私を見下ろした。




ドキッ‥。



私二人に見つめられて贅沢!!!