私は振り返り、お母さんを見た。


「すごくおいしいって食べてくれたよ。」


「そう、よかったわね。」


「ほとんどお母さん作だけど。」


「これから上手になればいいのよ。花嫁修業だわねぇ。」


「…。」



母よ、気が早すぎやしないか?



まだ高校生なんだけど‥。



でも‥晃平と結婚とか…むふふっ///



「丗那、何妄想してるの?」


「っ///うるさいなぁ、してないよ///」


「はいはい。」



クスクス笑うお母さん。



私は居づらくなって、2階に逃げた。




はぁ‥。



それより、美奈のことだよ、問題は。




先生と付き合うって、友達として応援するべきなのか、それともやめさせるべきなのか…。





でも、私が先生を好きになったら…やっぱり応援してほしいよね‥。




今度美奈とゆっくり話そう。