「晃平。」


塀にもたれて立っている客野くん。



「美月、スケボー行こ。」



「おっけ。あ、丗那も見に来る?」



「えっ‥!」



すると客野くんが私の目の前に立った。



「///」



思いっきり顔を覗き込まれ、私は直立不動。



「美月の女?」



「友達。丗那って言うんだ。」



「ふーん。よろしく。」


優しく微笑まれ、ノックダウン。




鼻血出そう。





「///」




「あれ?」



客野くんが心配そうに私の顔に顔を近づける。



「晃平、丗那は男の経験ないから、お前は刺激が強すぎんだよ。」



「フッ。」




ダメだ。



思考回路停止中。