晃平と女の子とのキスが頭の中に張り付いてて、離れない。




「晃平っ…うっ…ひっく…キスっ…してたっ…。」


「「「っ‥。」」」


「きょうっ…しつでっ…うぅっ…」


私は涙を何度も拭った。



目が腫れることを今は気にしてられない。




「丗那ちゃん‥ちゃんと晃平くんと話した方がいいよ…。」


「そうそう、事故だったかもしれないし。」


「…。」



事故‥。



でも事故だったとしても‥。



「キスしたことには変わりねぇじゃん。彼女いんのに他の女とキスするなんて有り得ねぇだろ…。」



春真は低い声で遠くを見つめ言った。



「「「…。」」」



私たちの中に変な空気が流れる。




私の涙は止まらない。




晃平は何でキスしたのかなぁ‥。



どうして…。



「丗那、晃平から連絡ねぇの?」


「っ‥。」


私はずぶ濡れになったかばんから携帯を取り出した。