涼さんと春真がそう言って私を見た。



「丗那、制服脱いで。涼、乾燥機借りれる?」


「あぁ。」



お姉ちゃんが私のブレザーを脱がす。



そして脱衣所に行き、制服全てを脱いだ。



「丗那お風呂も借りる?」


私は横に首を振った。



お姉ちゃんは手際よく乾燥機を稼働させた。



春真に借りたスウェットを着て、お姉ちゃんと春真の部屋に向かった。



部屋に入ると、涼さんはソファに座り、春真はベッドに座っていた。




私は床にペタンと座った。




お姉ちゃんは涼さんの隣に座る。



「丗那ちゃん、何があったか、話せる?」


「…。」



思い出しただけで涙が溢れる。



「丗那、無理しなくていいから。言いたくないなら言わなくていい。」



春真は私を優しい笑顔で見つめた。



その優しさが余計に胸を苦しくさせた。



「っ…うっ…」



話そうとすればするほど涙が溢れ、苦しくなった。