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梅雨に入った頃。



晃平は毎日ネックレスをしてくれている。



それは嬉しいんだけど…。



最近晃平ファンが晃平を離さない。



お昼もたまにいない。



さすがにちょっとイラッとする。









「丗那も大変だな。」


隣で心配そうに笑う春真。



「うん。こればっかりは慣れない。」


「あんな考え込むなよ?」


「うん。ありがと。」



春真は私の頭をポンポンとした。



春真が最近お兄さんに思えてくる。



お兄ちゃんほしかったなぁ。



「丗那?」


「あ、ごめ。お兄ちゃんほしかったなぁって思って。」


「えぇ‥兄貴いたら邪魔でしょうがないよ?」


「フッ。じゃあ春真は兄弟いらなかった?」


「いや、妹がほしかった。」


「へぇ。春真面倒見いいもんね。」


「保育士とかいいなぁ。」


「子供好きなんだ?」


「ん。結構好き。」