「涼は大人に見られるよね、いつも。」


「晃平くんちは兄弟いるの?」


「はい、2つ上に兄貴が。」


「晃平とお兄さんそっくりなんだよ。」


「え‥そうか?」


晃平はあからさまに嫌な顔をした。



「髪の色が違うだけだもん。」


「…。」


「晃平くんのお兄さんにも会ってみたいわねぇ。」


お母さん…。



最近和華とキャラがかぶるのはきっと気のせいじゃないよね‥。





みんなでワイワイ騒いでケーキも食べて、私と晃平は外に出た。





二人で近くの公園に入る。



夜も遅いから誰もいない。



ブランコに座り空を仰いだ。



キレイな満月。



星はあまり見えない。



晃平は後ろから私を抱きしめた。



晃平の顔が私の首元にフィットした。




「丗那、今日は楽しかった。」



「ん。私も。」