放課後


美奈は学級委員になり、その委員会に、紗代はテニスの見学に。




有加と和華は客野くんのとこに。




さて、私はどうしよう…。




私は一人、弓道部の様子を見に行くことにした。




フェンス越しに弓道部を視察する。




「中谷―!!何度言ったらわかるんだ!?」




厳つい顔の男の先生が生徒に罵声を浴びさせる。




…スパルタ…。



無理。絶対無理。




やめよ。




そう思い、歩き出そうとした。




すると目の前には美月が立っていた。




「っ‥!」



「丗那弓道するの?」



「…しないよ。」



「…。」



美月は弓道部の方を見た。