「ん。でね、お姉ちゃんとお母さんがケーキのことでもめててね、晃平ケーキダメって言ったらアイスケーキにするって張り切って。あれ、絶対二人が食べたいだけなんだけどね。」



「…。」



「あれ?」



晃平は肩を揺らしてクスクス笑う。



「目に浮かぶ。」


「ぷっ。でしょ?」


何かこうして二人で食事をとってると夫婦みたい。



ずっとこれからもこうして二人で笑ってられたらいいな。









――――――――‥
夕方



晃平とうちに帰った。


家の中に入ると、男物の靴があった。


「誰か来てるみたい。」


「だな。」



二人でリビングに入る。



「ただいまぁ。」


「あ、丗那、晃平くん、お帰りなさい。」


「お邪魔します。」


お母さんが晃平と話してるとき私はソファの方を向いた。


するとお姉ちゃんと男の人がソファに座っていた。



お姉ちゃんは立ち上がり、私と晃平の前に立った。