翌日


私は学園に向かって歩いていた。



「おはよっ!丗那!」


私の隣から顔を出す美奈。



「おはよ。」



「昨日あれからどうだった?」



「//‥。」



一緒にマックに行っただけ。



でも私の中では、未知の世界。



男の子と二人で歩くなんて初めてだし、二人でマクるのだって初。




ドキドキしすぎて何を話したかほとんど覚えていない。




「丗那、顔赤いけど、何かされた?」



「っ///違うよっ!」



そういう意味で赤いんじゃない。




「ならどうして赤いの?」



私は昨日のことを美奈に話した。




「ぷっ。」



「…。」



美奈はクスクス笑う。



「でも、練習になったんじゃない?本番の。」



「えぇっ…。」


練習って。