グリップの所にイチゴ柄があしらっていて、上にはショートケーキが乗っている。



おいしそぉ~


違った。




かわいい!



私はそのシャープペンに手を伸ばした。








ごちん!







「「あっ」」







私の手はシャープペンではなく…











「は…し……宮?」

















「梶瀬くん…」







手を握っていた。