夕暮れの校舎。










二つ並ぶ影。









楽しい笑い声。





私と先輩は、夕日に背を向けて校舎の中へと歩く。





「先輩?」




「なんや?」









「…なんでもないです」




「なんやそれ」
                            



                            

                         
他愛もない会話が




すごく心地いい。