ユカside
陽依が私と委員長を2人っきりにした。
まぁ、嬉しいけど。
いつもは委員長が図書館に行くのを先回りして、偶然を装って2人きりになっていたから。
図書館につくと、委員長は借りていた本を返し、私はその後ろで待っていた。
返却作業が終わったあと、委員長は私を見て、
「じゃあ、勉強頑張って」
と言うと、入り口の方へ歩こうとする。
そっか、図書館デートじゃないんだし、あたりまえか。
でもせっかく陽依が作ってくれたチャンスを台無しにはしたくない。
「小西くん!」
「えっ?」
勢いで小西くん(委員長)を引き止めたものの、次の言葉が思いつかず、私の前まで小西くんが歩いてきたのに何も言えないで、小西くんの顔ばかりみていた。
…あれ?
メガネ外して、前髪短くしたら…
私はなにを思ったのか、小西くんの前髪を上げて、メガネを勝手に外した。
じー…
うん。
陽依が私と委員長を2人っきりにした。
まぁ、嬉しいけど。
いつもは委員長が図書館に行くのを先回りして、偶然を装って2人きりになっていたから。
図書館につくと、委員長は借りていた本を返し、私はその後ろで待っていた。
返却作業が終わったあと、委員長は私を見て、
「じゃあ、勉強頑張って」
と言うと、入り口の方へ歩こうとする。
そっか、図書館デートじゃないんだし、あたりまえか。
でもせっかく陽依が作ってくれたチャンスを台無しにはしたくない。
「小西くん!」
「えっ?」
勢いで小西くん(委員長)を引き止めたものの、次の言葉が思いつかず、私の前まで小西くんが歩いてきたのに何も言えないで、小西くんの顔ばかりみていた。
…あれ?
メガネ外して、前髪短くしたら…
私はなにを思ったのか、小西くんの前髪を上げて、メガネを勝手に外した。
じー…
うん。

