桃染蝶

何度も、何度も・・・

「いいとこ
 
 邪魔してんなよ」

「そうと決まったら、ショウ
 渡してやれ」

男に持っていた拳銃を握らせる
正二。

男は震える手で、銃を受け取る

ビビってる男の頬を、手で軽く
叩く一夜。

「こうなった以上は、おまえが
 落とし前つけろよ」

一夜の、冷ややかな瞳

痺れる瞳・・・

その瞳に見つめられ、従う事を
余儀なくされた男

捕らえられた男は震える手で銃
を握り締め、銃口の先を兄貴分
の男に向けた。

「バキューン

 はい、ご苦労さん」

撃たれた男は、その場に倒れる

撃った男の震える手から銃が
落ちた。