そこは、もぬけの殻。

花夜子

おまえが、消えた。


ひとつ

ふたつ

みっつ・・・


俺の前から大切なものが
消えていく。


アニキ・・・

俺は、アンタになりてえ・・・


俺は、もうすぐアンタになる。

アンタになった、気になる。

そして、虚しさだけが

俺に付き纏う・・・