私は、会澤に求められるまま
彼の愛人になった。

多額のお金も高価なプレゼント
もそんなものに、これっぽっち
も興味はない。

会澤に抱かれる私を、もう一人
の私が蔑んだ目で見てるだけ

ただ、それだけ・・・

愛なんて、どこにもない。

会澤もまた、私に一夜の姿を
重ね、服従させて喜んでいる。

私は、会澤のとっておきの
おもちゃ。

それで、よかった。

この関係は、それで・・・

それなのに会澤は言うの。

「カヤコ
 一緒に暮らさないか?」

脱ぎ捨てた着衣を身に纏う
私に聞こえる声。

「何、言い出すの?
 
 組長さん、貴方には
 奥さんも息子さんも居る
 でしょう?」