「おおーっ❤」


まんごー! これまんごーっていうんだ!

食べたことあるぅ~❤

これも超すきぃーっ❤


『やっぱりねっっ』


『ホントにもう…どんだけ?』


数分後、見覚えのない物体を恐る恐る口にしたあたし。

しかしとても覚えのある味に、思わず歓声を上げた。


『あのねっ、あのねっ、せんせえがねっ、時々くれたのよ! 妻の実家で作ってるーとか言ってねっ、でもなんなのかおせーてくんなかったのっ』


だから名前も元の形も知らないままで、ときどーきレストランに行くと似たような味のものが出たり…。

そっかぁ…まんごーっていうのか…❤


「えらくテンション上がってんなー」


「単純だしな」


「シュンのばかΣ…ついでにユウキも」


「ついででばかってお前」


だって……これだって、先生との思い出だよ。

これを食べてた時は世界的マエストロスタッディーノではなく、ただの…。


「…変態エロオヤジだったけど」


『どんな言い草!?Σ』


『マエストロも人間だったってことだあな』


『それ言ったらマヒロだってそうだわよ。こんなぶっとんだ子だったなんて…』


『…まあ確かに』


どおゆう意味だい。