「癒恋どおしたのおおおお!」
ぎゅーっと抱きしめるリンちゃん。
リンちゃんに事情を説明すると、なんだか理解していなかったから
翔希にがんばって分からせてもらった。
学年1頭よくても分からないことなんてあるんだな。

~♪~♪~♪
【着信:兄ちゃん】
「ちょっと電話でてくる。」
その場を立ち去って表に出る。
『あっ、もしもしタツヤー?』
「うん。どうしたの?」
この口調からして元気にやっているってことが分かる。
『今から会えねぇ?癒恋も一緒に。』
「今他の子もいるけどいい?癒恋もいるけど。」
『2人がいればいいよ。俺今××町のコンビニにおるから来い。じゃあまたな
!』
「あっ…」
ぶちっと音を鳴らし
ツーツーツーとむなしい音だけがなる。
強引だな。

「癒恋。リンちゃん。翔希。今から兄ちゃんに会いにいくぞ。」
買い物はあとにしてコンビニに向かう。

心臓が高鳴る。
こんなに心臓って音がなるんだな…

今…兄ちゃんに会うんだ。