「ちょっと皆川さん。」
ビクッ
体が震える。
「は…はい？」
「話があるんだけど。」
相手は笑っているけど、絶対に作り笑いじゃないかぁぁ…(泣
どうせ、麻川くんのことだろうなぁ
今日で何人に呼び出されたんだろ
この子6人目だわ。あー精神的に辛い
「あんた、タツヤの彼女らしいね。」
もうやめてやめてやめて
「別れてよ。私もタツヤのこと好きなんだから。」
え…絶対別れたくない。
「イヤだ。私は別れないよ。麻川くんと付き合いたいなら正々堂々と告白すればいいじゃん!!なんで私にいってくんのよ!!いちいち面倒なんだよ!!」
今思ってることを全部吐き出してしまった。
言ったあとに後悔した。
「な…なんやて!!それ言ったこと絶対後悔させてやるから。」
笑って去っていった…
こっわぁぁぁぁ
リアルにこんなこと本当にあるんだ…
