「同い年で結婚か…入籍は済ませているようだな。式はいつだ?」



「式って…まだ…俺はコイツを・・・」



「フカフカ…面白い!!」


那岐は俺の困惑をよそに生徒会長の椅子に腰を下ろして回転させて遊んでいた。




「おいっ!?那岐お前…俺の椅子に勝手に座って遊ぶんじゃない!!」



「はははっ…クールキャラの渚が完全に崩壊してる…面白いぞ」



普段笑わない敦司が爆笑していた。



「笑うなと言ってんだろっ!!」


敦司を睨むけど…何の効果もない。


向きになる俺はヤツの笑いを誘うだけだった…