「諏訪部先輩・・・」
「ゴメン・・・俺・・・次は君を助けてあげれないかもしれない」
「・・・」
「教室まで送るよ」
「はい」
いつもは爽やかに笑っている諏訪部先輩の顔から笑顔が消えた。
「そうだ・・・父のコトは内緒にしてくれ」
「え、あ・・・」
「卒業までは隠し通さなくちゃいけなくて・・・」
「私はやっぱり伊集院先輩と・・・」
「俺に命令するぐらいだ。よっぽど、敦司と関わって欲しくないんだと思う・・・」
「それは渚君も同じですよね・・・」
「だと思う・・・」
「でも、伊集院先輩は渚君のコトを親友だと・・・」
「それが頭取にしたら、不都合なんだと思う」
「・・・」
諏訪部先輩は後は無言で、私を教室に前まで送り届けてくれた。
「ゴメン・・・俺・・・次は君を助けてあげれないかもしれない」
「・・・」
「教室まで送るよ」
「はい」
いつもは爽やかに笑っている諏訪部先輩の顔から笑顔が消えた。
「そうだ・・・父のコトは内緒にしてくれ」
「え、あ・・・」
「卒業までは隠し通さなくちゃいけなくて・・・」
「私はやっぱり伊集院先輩と・・・」
「俺に命令するぐらいだ。よっぽど、敦司と関わって欲しくないんだと思う・・・」
「それは渚君も同じですよね・・・」
「だと思う・・・」
「でも、伊集院先輩は渚君のコトを親友だと・・・」
「それが頭取にしたら、不都合なんだと思う」
「・・・」
諏訪部先輩は後は無言で、私を教室に前まで送り届けてくれた。



