「おやすみなさい。渚君、伊集院先輩」
那岐は俺達に挨拶をして部屋を後にした。
ようやく、敦司と二人になって、軽くため息をつく。
「二人で話したいコトってなんだ?」
「それは・・・」
俺は語尾を濁した。
「それはな・・・」
――――敦司が親身になって人の世話をするのは当たり前の光景だけど。
那岐に対しては異常だった。
「お前・・・那岐に惚れただろ?」
「!?」
敦司は一瞬、顔を赤くさせた。
「それも一目惚れだ・・・」
「・・・何を言い出すと思えば・・・」
「そりゃ、お前が人の世話を焼く姿は何度も見て来たけど・・・那岐は特別だ」
「彼女は従兄だからな・・・」
「いや従兄以上だ・・・恋人を守るような感じだ」
「・・・那岐は渚の奥さんだろ?」
まぁ、戸籍以上は奥さんで、那岐のキモチも俺にあると思っている。
でも、敦司の方が俺よりも外も内もイケメンだ・・・
那岐は俺達に挨拶をして部屋を後にした。
ようやく、敦司と二人になって、軽くため息をつく。
「二人で話したいコトってなんだ?」
「それは・・・」
俺は語尾を濁した。
「それはな・・・」
――――敦司が親身になって人の世話をするのは当たり前の光景だけど。
那岐に対しては異常だった。
「お前・・・那岐に惚れただろ?」
「!?」
敦司は一瞬、顔を赤くさせた。
「それも一目惚れだ・・・」
「・・・何を言い出すと思えば・・・」
「そりゃ、お前が人の世話を焼く姿は何度も見て来たけど・・・那岐は特別だ」
「彼女は従兄だからな・・・」
「いや従兄以上だ・・・恋人を守るような感じだ」
「・・・那岐は渚の奥さんだろ?」
まぁ、戸籍以上は奥さんで、那岐のキモチも俺にあると思っている。
でも、敦司の方が俺よりも外も内もイケメンだ・・・