ふわりと微笑んで、ビリアさんは帰った



「..驚いたな、こんな力があるとは」



「あの...私」



「リリスは心配しなくていいんだよ?

それに、今日はいい事をしたんだ。誇りに思って?」



「はい、ありがとうございます!!」



なんだか嬉しくなってきた



さっきまでの胸のモヤモヤが、ルイス様の一言で見事に消えた



「さぁ、帰ろうか?」



「はい!!」



二人でお城に向かった