破滅の女神


なんだか、私の居場所が出来たみたいで嬉しい――



「では、私は之で失礼致しますよ?」



「あの、もう帰っちゃうんですか?」



なんだか妙に懐いてしまったかもしれない



「はい、街に病気の子がいる様なので、見に行くのです」



「私も、行きたいです!」



あっ...わがまま言っちゃった...



「私は、構いませんが...」



チラッと王様のほうを見る



「あの、ごめんなさい...我侭言って」



「行って来なさい、街をゆっくり見てくるといい」



「本当ですか?」



優しく微笑んで、勿論だと答えてくれた