*  *  *  *



「ん...」


リリスが居なくなったことなんて知らず、俺はいつもどおり目を覚ます


いつも通り着替えて、いつも通りの日々をすごす物と考えていた



でも、それは違ったんだ...




俺が昨日...少しだけ...ほんの少しおかしかった彼女に気づいて居れば...



あんなに早く寝なければ...



あの時、部屋に来た時に起きていれば...



君はこんな運命を辿らずにすんだのかな?