「王様にも、挨拶しなくちゃね」

そう呟いて、王室に向かった



「失礼します」



そっと扉を開ける
王様は、いつもどおりイスに座っていた



「リリス...か」



「はい...あの」



言葉の途中で、王様に抱きしめられた



「ほんとに...申し訳ない...っ何も...力に慣れなくて」



声が少し震えてる
私の為に、泣いてくれるの?