「私も!私も大好き!!」



ギュッと腕に力を込めると、それに答えてもっと力強く抱きしめてくれる



「リリス...」


心地よく、ドキドキするような甘い声で私の名前を呼ぶ

「ん?」



そっと顔を上げると、唇に何か当たった
目の前にはドアップのルイスの顔...



唇に当たっているのが、ルイスの物だと気づくのに、時間がかかった



ビックリしたけど、見開いた目を閉じてキスを受け入れる



...こんな時間が、ずっと続けばいいのに...
時が止まってほしい...どうか、夜にならないで...


もっと二人で居たいよ...
離れたくないよ!



そんな願いも届かず、つきが顔を出し始めた