破滅の女神


「そうだよ、いきなり物騒なこと言わないでよ」



私に悪戯っぽく笑いかける



「私、このままじゃだめだと思うんだ」



真剣な顔をして話す私に、冗談じゃないんだと、二人は悟った



「まって、それって…まさか」



「封印…されたほうがいいんじゃないかな?って」



「だめです!!そんなの絶対だめです!!」

椅子から勢いよく立ち上がって、首を振るミーヤ
…ありがとう、でもやっぱりこのままだと駄目だと思うんだよ



「このままだと、また街の人が病気にかかったりする。
それに、またいつみんなを危険な目に合わせるかわかんないんだもん」