破滅の女神


「リリス、入るよ~?」



鏡を元の位置に戻したときに、部屋の扉が開いた
お茶を持ったミーヤと、シーラが遊びに来てくれた



丁度いいところに来てくれたな~
まさにナイスタイミングだ



「丁度よかった、二人に話したいことがあるんだ」



「何々??」



二人とも、キョトンとして首を傾げる
ベッドから起きれない私に気を使って、シーラもベッドに座ってくれた

ミーヤは、椅子を持ってきて座っている



「…私がいなくなったら、二人は寂しい?」



「なっ!何いってるんですか?リリス様」



私の問いに一番先に答えたのはミーヤだった