破滅の女神


床が大きく揺れた



「きゃっ!!」

立っていられなくなり、全員が座り込む



「フフっ…アハっ!アッハハハハハ!!」



いきなり狂ったように笑い出したリリス



『我の存在を拒む者よ、皆滅びるがいい』



いつもの優しい声とは違い、地の底から響くような低い声



『すべて壊れてしまえばいい!
我がすべてを支配するのだ!』



アハハハと甲高く笑い続けるリリス



「リ…リリス様」



あまりの変りように、ミーヤが震えだした