二人に言い寄られているのにも関わらず、ダリアさんは私にキツイ言葉をかけ続ける
「大体、万が一ルイス様と両思いに慣れたとしても、王様が許してくれるはずがないわ!」
その言葉に、上げていた顔をまた床へと向けた
さっきから床と睨めっこをしているような…
「なっ!そんなことありませんわ!!
王様もリリス様を娘のように思っております!」
さっきまで控えめだったミーヤも、声を荒げた
「どんなに可愛がったって、破滅の女神が女王になんてなれないわよ?
それに、貴方封印されるんでしょう?」
「え?」
何でそれをダリアさんが知ってるの?
それは私とビリアさんしか知らないはずなのに!

