「貴方の力は、ダリア様の城にいるときにもう目覚めているでしょう。
止める事は、不可能です。」



「じゃ...ぁ...私は...っ...」



その場に私は泣き崩れてしまった



「リリス、泣かないで...?」



ビリアさんもこまった表情を見せている



「この国を滅ぼすのは...嫌です!
でも...封印されたら...もう皆と...」



「私も貴方を封印なんて出来ません。

きっと、希望の女神が助けてくれるでしょう。」



「...ヒック...っ」



止め処なく涙が溢れてくる