破滅の女神


割れた窓の外から、月明かりが差し込んでいた



近くに落ちていたガラスの破片に、私の姿が映っている
ふと見てみると、わたしは言葉を失ってしまった



「なっ!何これ!?」



急に叫んだ私に驚いたルイス様が声を掛けてきた



「どうしたんだ!リリス!!」



その呼びかけに返事が出来ない



なぜなら、私の髪の色が変っていたから
髪だけじゃない、瞳もだ



どちらも、真っ黒に染まっていた
ピンク色だったのが、夜空みたいに真っ黒に――



これも、私が′破滅の女神′だから?



またパニック寸前になる私...