破滅の女神


「じゃぁ、行こうかリリス」



「はい」



少し長いドレスのすそを持ち上げて、部屋をでる



「今日は随分と綺麗に着飾られたもんだね?」



「ミーヤが張り切っちゃったんです」



「でも、本当に綺麗だよ」



ドキンっ///!



うぅ!そんな顔して言わないでよ!
心臓が持たない!



真っ赤になった顔を見られないように、少しうつむいて馬車まであるいた