破滅の女神


はーっとため息をついて、肩を落とす



やっぱりこういう場には慣れない...
凄く落ち着かないし...



「あの...良かったら踊っていただけますか?」



「え...私ですか?」



一人の男の人が、声を掛けてきた
ぱっと見た印象は、優しそうな人。



「あの...私踊れないんです。ごめんなさい」



なるべく優しく笑って断る
初対面だし、きつく断ったら失礼だからね。



それに私踊れないよ...いまさら気付いた。